お知らせ ー ☆9月の例会は9月25日(日)です。☆


FSJG
ファースト ステップ・ジョブ グループ
親と子でつくる「ひきこもり」援助グループ


ファーストステップ・ジョブグループ( FSJG ) とは?
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ブログを開設しました。こちらです。
2016年6月 ― FSJGでは、最近、言葉「援助つき」が流行っています。そもそもFSJGの支援は「援助つき」の行動の成立なので、今さら言うまでもないのですが。先日、メンバーの一人が、グループに相談に来られた家族の方々に、身に付いた言葉として「援助つき」を用いて説明していました。このメンバーは「これまで言葉遣いが難しくてなかなか理解できなかったけど、やっとそれが理解できるようになったので」と言って「援助つき」を頻繁に使います。それで、みんなもつい。このことについて、恩師望月先生から「行動はすべからく『援助つき』です、そう思う(捉える)ことこそラジカルな行動主義であり、対人援助学です」とコメントが寄せられました。FSJGの援助活動という行動も、このコメントも含めて周りの関係者の皆さんの「援助つき」で成り立っています。
2016年5月 ― 事務局住所を移転しただけでFSJGの方針、目標、方法は変わらないまま活動はつづいています。ですが、さすが4月から事務局住所が変わったこと、新メンバーが増えたことでリフレッシュ感が漂っています。例会の中身はすべて個人情報です。なので、そのまま報告するわけにはいきませんが、5月例会(29日)においても、「グループであることの意味」を新鮮な気分で感じ取ることができました。なかなか我が子の「できる」を認められない親がグループのなかで意見交換するうちに「そうよね、できるかもね」「やってみよう」と笑顔になったのを見て、これまでも例会で幾度もやりとりされたことなのに、FSJGというグループであることの意味を今また新たに思い起こすことになりました。
2016年3月 ― ファーストステップ・ジョブグループ事務局は、立命館大学人間科学研究所(気付)からまちとしごと総合研究所(気付)へ移転しました。立命館大人間研が掲げる“<学=実>連環”を体現したプロジェクトだと先生方や職員の方々に認められ、10数年も人間研内に事務局を置くことができたこと喜んでおります。これまで活動を続けてこられたのも大学をはじめ支えてくださる皆さまがあってこそと感謝しております。ちょうど3月、若い学生さんが「卒業」していくように、FSJGも大学を卒業し、まちの中(まちとしごと総合研究所)へ移ることにしました。活動はこれまで通り続けていきます。活動における支援の方針も目的も方法も変わることなく研究の視点も忘れずに続けていきたいと思っています。
2016年1月 ― 10周年記念報告をしたのがつい最近のように思われますが、それからもう4年も経っています。15週年も20周年も遠い話ではなくなりました。2016年も「人を援助する際の倫理」と「援助における目標」はぶれることなく活動をつづけていきたいと思っています。
2015年7月 ― 今月の茶話会『マチナカ』に他分野で活動されている方が参加しました。茶話会『マチナカ』はFSJGのほうから地域に出て、一歩踏み出せないでいる家族の方が容易に参加できるように、いろいろな関係者の方が自由に参加できるようにと考え月1回開いていますが、今回は老人介護施設のスタッフのSさんが参加されました。分野が異なるといっても考えてみれば共通項がいっぱいあります。対象者の行動が停滞しているのも同じです。そもそも人を援助すると言う点では全く同じです。 その際の倫理については、「与えられる」(given)ことでなく「得る」(get)ことができる条件設定で援助すること、「援助される人」「できない人」として一方的に与えられるのでなく、本人が「やった」という気持ちでできるように援助することが大切だということ、この考えをSさんと共有できました。「『できる』行動に注目、仲間だけという閉じた社会でなく『開かれた社会』のなかで」にも共通のものを感じて参加されたようです。 以前、学会のポスター発表で、精神科医の数名の方から「これは高齢者にも使えるね」といった意見や感想をいただいたことを思い出しました。Sさんとの話は次から次とつづき、例えば、「仕事」の創出に関しても、・・FSJGのメンバーが施設の中庭の草取り(仕事)に行く・・整地された庭を見てお年寄りが花を植えたい、庭いじりをする(仕事)となる・・きれいな花壇ができあがる・・これって、ひきこもりとお年寄りとの協働(共同)作業かも!・・このように話はつづき尽きませんでした。 Sさんの参加で、「茶話会『マチナカ』」を開いている意味を改めて振り返ることもできました。さらに「仕事」の提供までも。嬉しく有り難く思います。活動の分野が異なっても連携可能であること、人を援助する際の倫理や目標は共通であることをまたまた実感しました。
2015年5月 ― FSJG的グループを作りたいと動きだされていた広島の親御さんが仲間の親御さんとグループを結成されました。とりあえず「家事手伝い」を仕事と設定してということで始められたようですが、最近、あるNPO団体さんから仕事の提供を受けられたとのことです。「さすが広島!」と思わずにはいられないような地域性豊かな仕事です。一歩一歩あゆみだしておられるようで次の報告を聞くのが楽しみです。「グループを作りたいけど、外から仕事をもらってこられないから諦めた」との話をかつて他の場所で聞いたことがあります。まず、動いてみること、そうすれば協力しようというNPO団体さんに巡りあえるもの、ということをこの広島の報告からFSJG創設の頃とともに思いだしました。
2014年10月 ― 30日、松原市人権交流センター主催の青年自立支援セミナー(セミナーテーマ:いつからだって最初の第一歩〜今からできる、今だからできる第一歩を一緒に考えませんか〜)で、「今を認める・今のままでできることを認める支援」の演題でFSJGの取り組みについて話しました。当日その会場に、近くにないのなら自分でFSJG的グループを立ち上げたい、そのためにと家族の方が広島から参加されました。FSJG的方法を取り入れる親の会や親御さんを支援するのも活動の一つです。FSJGの理論面も活動内容も実際に参加してより理解していただけたようでした。その行動力と熱意でもってFSJG的グループ広島版立ち上げに向けどうぞ頑張ってください。応援いたします。
2014年7月 ― 6日、フリーマーケットに出店しました。そして、今月から「畑」を借りることにしました。「フリマ」は2004年から、「畑」は2006年から始め続けていたのですが「マンネリ」を感じ、2年近く休んでいました(畑は地主さんの事情により返却)。しかし、ただ惰性でやっていたのではない、成果もちゃんとあがっていた、ならば「マンネリ」は誰にとってか?と疑問がわき、グループで検討することにしました。休んでいるこの2年間は仕事メニューから「フリマ」関連仕事、「畑」関連仕事が消えることになりました。他の仕事が増えたこともあり選択肢の数そのものが減ったことにはなりませんが、選択肢「フリマ」と選択肢「畑」は無くなったことになります。この間、卒業した本人もいますが新しく入った本人もいます。フリマも畑も未経験の本人たちにとってはマンネリどころか新鮮なはずです。選択肢もそれだけ広がることになります。 そこで、「フリマ」と「畑」を復活させることにしました。そして、6日に実施したフリマ出店には本人5名が参加しました。それぞれ参加の形はさまざまです(見学、荷物運び、ブース設営、値札書き、つり銭、終日手伝い等々)。さらに、初参加、前回も参加、卒業生とさまざまです。FSJGの基本の「選択肢」「選択肢を提示しつづける」(もちろん否定選択肢も)を再確認しました。次は「畑」です。先日新たに借りる農園へ行きました。早速「仕事の創出」と「自然を満喫」はできました。これからです。楽しみです。
2014年4月 ― 私たちFSJGのほうから地域に出て、一歩踏み出せないでいる家族の方が容易に参加できるように、また関係者の方が自由に参加できるようにと考え、月1回、サロン「茶話会マチナカ」を開いています。場所はNPO法人ユースサポートネットともの協力をえて、カフェ&ギャラリー「アトリエとも」においてです。
 この活動を3年余りつづけていて、その間に度々感じる疑問があります。それは、支援といえば、支援する側がしてやりたいと思う支援や、支援される側が望んでいるだろうと思ってする支援、こういった支援がいまだに一般的であるということと、これは本当に支援される側が望んでいる支援なのだろうかという疑問です。支援される側が望む支援をする、支援される側がこういうことをしてほしいと思っていても言えないのなら言えるように環境を整える支援をする、ということが本当の支援であり大事なことだとFSJGでは思っています。
 そこで、東山いきいき市民活動センター(指定管理者きょうとNPOセンター)が発信するラジオ番組「ツキイチ、東山」には、センターの利用団体や、センターと関係のある団体が、団体自身が”伝え手”として番組を企画制作する「自分たちでラジオ番組をつくろう」があります。それに参加することにしました。タイトルは「初めの一歩、その手前!」です。内容は、国際協力などの現場での支援活動と同時に、国内での提言活動を行っているNPO法人テラ・ルネッサンスの牧野さんと、応用行動分析学の観点から人を援助する際の方法論を唱えておられる立命館大学教授の望月さんのお二人からお話をうかがうという構成で、「本当の支援って何でしょう」「援助をする際の大事なこと」を発信することにしました。
 牧野さんのお話は、ウガンダの元少年兵の社会復帰支援での具体例をあげて「支援を受ける人自身がもつ力を発揮できる環境を整える、本人が自分の意思を表示できる環境を整えることは、支援を行う際に大事なことではないかと思う」といった内容でした。
 望月さんは、人を援助する際に必要な原則とか倫理について、応用行動分析といった領域では一般的になっている原則をあげ話されました。「当事者が何かを”一方的に与えられる”という状況ではなく、”自らが得る”という状況を実現するために関与するということが大切」「周囲が、これがいいだろう、とみなしたものではなくて、本人が望むものを注意深く準備する」「選択肢提示と否定選択肢の提示。選択肢の内容如何で簡単に援助者がモノ・コトを押し付けることにもなる。今すすめている選択肢を否定する選択肢や、選択することそのものを強制しないように、今は選択したくないという選択肢を準備することが大切」「今を認める。社会的スタンダードな形に近づけるのではなく、個別の当事者にとって”今でも、できるかたち”を尊重することが大切」といった内容でした。
 番組は先月29日に放送されましたが、現在も、東山いきいき市民活動センター→ラジオ番組→ツキイチ、東山→特別編と辿っていただければ、お聴きいただけます。
2014年4月 ― 今月より、本ページ再開しました。活動に関するさまざまな情報をまた発信していきたいと思っています。
2013年3月 ― 毎月の例会会場は、当初、京阪奈にちらばり在住しているメンバーが同程度の距離で集まることができる所として京都寄り大阪で設けました。時と場合により京都でも開いてきましたが、それを新年度からは大阪と京都で交替で開こうと思っています。例会参加は当事者家族限定としています。その問い合せや参加希望の当事者家族の在住地を聞くにしたがい、会場設定の見直しの必要性を感じ対応していくことになりました。
会場都合で必ずとは言いきれませんので、初めて参加希望される方は毎月の案内をご覧いただき、お問合せをお願いします。4月は大阪、5月は京都の予定です。日時詳細は後日またお知らせします。そして、これまで通り、拠点は京都、活動範囲は京阪奈です。
2013年2月 ― 先月20日、10周年記念セミナー「継続する支援・展開する支援 〜ひきこもりを通してみえる<仕事>の意味〜」を開催しました。中村先生(立命館大・きょうとNPOセンター)の基調講演『脱ひきこもりのための社会技術と支援の未来―働くことの多様性へ―』では、問題と解決のセットとなって固定しているフレームを再考し、社会へと支援や臨床の課題を再帰させることが重要であるということから、問題が生成している環境の理解、関係性を変えていく方策・技術・制度、コミュニケーション力って何?活動と参加、家族の存在と意味づけを変える、町おこし、などまで多岐に渡って話は展開されました。二部のパネルディスカッションでは、望月先生(立命館大)の司会で、陶山氏(親の会)、野池氏(きょうとNPOセンター)、栗田氏(NPO法人テラ・ルネッサンス)、前田氏(NPO法人ユースサポートネットとも・精神科医)の4人の方に上田(FSJG)が加わり、FSJGとどのようにつながっているのか、そして今後、「仕事の意味」を考えながらどのような展開をしていけるのかを話し合いました。
 今回は、本当に大勢の方に参加いただきました。これまで隔年で開催してきた講演会とは形式も異なり、活動報告といった内容でなかったので、初めて参加の人には分かり辛い部分があったのではと心配していたのですが、終了後に回収したアンケートを読むかぎり、そのような心配は危惧だけで終ったことが分かりました。参加者の皆さんは、それぞれの立場(当事者家族、支援関係者、第三者)で聞くべきところを掴み取ってくださったようで、それぞれがそれぞれの立場での次のステップに言及した感想でした(考える機会になったようです)。
また、初めての参加と記された家族の感想も「わかり辛い」というのでなく琴線にふれたところを挙げていました。ただ、活動報告や事例報告を聞きたかったという感想も数件ありました。これは、最初に今回の趣旨説明を丁寧にやっておくことや、家族対象の勉強会開講の案内をすることで対応できただろうと思われ、反省すべき点と思っています。そして、「仕事(使用済みインクカートリッジ仕分け作業)」を通して、日本のひきこもりとウガンダの元少年兵が理解しあえることが分かったことが最大の収穫だという最大の感想もありました。
 振り返って、今回のセミナー開催も、これまでの活動も、これから活動をつづけていけるのも、沢山のいろいろな方の援助があってこそと感謝しております。
2012年12月 ― 新年1月20日にファーストステップ・ジョブグループ10周年記念セミナーを開催します。先の10周年記念冊子がFSJGのこれまでの活動をまとめたものならば、これまでの援助を継続させながら今後展開していきたい援助について、まず発信しよう、そして、関係者の皆さまと一緒に考えていただこうという10周年記念セミナーです。FSJGでは、「ひきこもりのままでできる仕事」を創出し、「仕事をする」行動の成立を援助しています。この「仕事をする」は、ひきこもりに限らず私たちみんなの「働く」の価値観のとらえ直しにつながっているものと10年間の活動を通して実感しています。テーマは「継続する支援・展開する支援 〜ひきこもりを通してみえる「仕事」の意味〜」です。会場はコープイン京都です。ひきこもり支援に関心のある方、就労支援に関心のある方、どうぞご参加ください。詳細はこちら(PDF形式:246KB)をご覧ください。
2012年10月 ― FSJGでは、やはり長期化した「ひきこもり」家族からの相談が多いです。医療機関、相談機関、支援団体など数ヵ所を巡ってから来られる親御さんがほとんどです。その相談のなかで、これまで廻られた機関・団体等で当然相談をし、適切な助言を受けてきたであろうと思われる事柄について、実はそうではないということがわかりました。親側が話していなかったのです。どうも「親が困ったこと、困ること」のみを相談していたようなのです。診察時間、相談時間に制限があり、真っ先に浮かぶ困ったことのみになったのかもしれません。家族構成や生育暦のような話に時間を割かれたのかもしれません。また、相談機関、団体が異なれば相談内容も異なることもあるでしょうし、一概に言えないのですが、度々そのことを不思議に思っていました。 ではなぜ親の相談の内容が他所ではしなかったような話も含めてFSJGでは多岐にわたるのかを考えてみました。FSJGでは、相談者の一つの直線的な話に、聞き役親(複数)が共感したり、疑問をもったり、想起することがあったり、などの反応を示すことで、相談者は「そう言えばこんなことも・・・」と内容を広げて話していくことになります。そのなかには、子どもの行動(困ったことと思っていたけど、あれはやむを得ない行動よね)、親の対応(私って案外うまく対応できてるのだと話していて気づいた)、嬉しいこと、よかったことも混ざります。それを必ず聞き役親は評価します。このような展開が親の話す行動をより促すのではと思われます。
 <グループであることの意味>、定例会に限らずこのような相談の場でも生きていることを実感しています。
2012年9月 ― 10周年記念の冊子「10周年記念 活動報告」は、連携先から観たFSJG、グループ外当事者家族から観たFSJG、第三者から観たFSJG、そしてメンバーそれぞれのFSJG、このように多角的な視点からの報告にまとめています。そのうちのメンバーそれぞれの声のページにはそれぞれの似顔絵も添えられています。その似顔絵はグループメンバー(当事者本人)が描きました。
8日、この似顔絵の1日展示会をカフェ&ギャラリー「アトリエとも」で、ギャラリー側からの展示会の誘いを受けてグループの10周年記念誌似顔絵展として開きました。冊子発行のそこで留まらずこのような展開になり、NPO法人「アトリエとも」には感謝しています。そして、これも協働であることに思い至りました。作品の社会参加は冊子上からギャラリーへと広がりました。ゆくゆくは自作の絵と一緒に作者も参加する作品展を開けるようにと思っています。活動の方針である援助における目標:一人ひとりの個人において「やりたい」と思える行動を成立させ、さらにその選択肢を増やすこと(行動の機会を創り、その機会が拡大していくように)を援助する:をかみしめています。
冊子「10周年記念 活動報告」はこちらをご覧ください。
2012年8月 ― 10周年記念の冊子「10周年記念・活動報告」やっとでき上がりました。今、印刷にだしています。でき次第このページでもご覧いただけるようにしたいと思います。今回の作成作業を通して原点に戻ってみてみることの大事さがよくわかりました。試行錯誤、手探りでやってきたのでなく、人を援助する際の倫理、援助における目標、個人と環境との相互作用という視点、を踏まえ実践しながら1つの支援方法の実現へとあゆんできました。そしてそれを社会化していくにはと展開してきました。10年目の日と、10年と1日目の日とを境にしてクルっと変わるわけでもなく、これまで通り次の課題を見据えながらこの方法で着実につづけていきたいと考えています。
2012年6月 ― 今年8月でFSJGは結成10年になります。10周年記念の冊子発行を計画しています。現在、その編集作業の真っ最中です。その作業では結成当時を振り返ることになります。FSJGの活動では結成当初から3ヵ月毎の課題の見直しを行なっていて、振り返り作業は頻繁にやっているという思いがあったのですが、今、改めて10年を振り返ると、その間、協力いただいた方々、お世話になった方々の「理解」「援助」の大きさをズシっと感じます。援助活動を続けられてきたということは、自分たちの活動に対してのあの援助、この援助があったからこそということを目の前の資料を通して再認識させられます。原点に戻ってみる、というそのことをとっても、何周年の節目に記念報告行事(FSJGでは、10周年記念・活動報告冊子発行)を行なうのは意味あることなのだと今更ながら思っています。
2012年3月 ― 2011年度開催の連続講座(第1回〜第4回)は、前回開催の講座の効果に関する検討(実践報告,立命館人間科学研究,2010)をふまえて講座内容を検討し、それに沿った内容で展開しました。その結果、個々の家庭における親としての対応の手がかりや、親の支援者としての対応方法の習得だけでなく、親の行動維持のためのFSJG的機能をもつグループ結成支援にもなったようです。講座後、行動を具体的に捉えるために「記録シート」を取り入れ、「できる」行動を認め、認める行動を評価しあうということを始めた親の会や、知り合った仲間でやり始めた親御さんたちが現れています。これまでグループ結成支援を展開させていく具体的な方法の検討が課題として残るだろうと思っていましたが、その課題は講座をやっていくなかで解決していけるとの手ごたえを感じています。しかし、また新たな課題も見つかっています。課題を解決しながら講座内容をより良いものへと発展させながらこのような連続講座をひき続き開いていきたいと思っています。
2012年2月 ― 毎月1回、FSJGサロンを開いています。NPO法人「ユースサポートネットとも」が運営されているギャラリー&カフェの定休日の1日を提供していただき、定例会(基本的には固定された場で待つ)とはまた異なり、こちらから「街の中へ出ていこう」ということで開いています。テーマも事前に決めず、参加者の話に沿ってその都度その都度展開しています。
今月は9日で、早速、先日の講座に参加された親御さん数名が参加されました。講座での「記録シート」に興味をもち、行動の観察・記録について熱心に質問されたり話されて講座内容に関心をもってくださった方たちでした。「できる」を認めることは大事だと思っているが、普段つい見過ごしてしまって「(できるを表現すること)できないのです」と話された親御さんは、子の(できる)行動について、こういう状況で、こういう行動ができ、自分はこう応じたと話しているのに、自分では気づかないようでした。が、我々に話すことで親はできているのです。親1人で家の中でというのはなかなか難しいようですが、話すことで、このように観察し捉えるのだと分かることになる、次からは親1人で家の中で記録できることになる、それ(記録したこと)を仲間に報告する、ということでやっていけるだろうと思います。これを組織化したのがFSJGと言えますが。
 話が展開されていくなかで、それまで聞くばかりだった親御さんも、子の「できる」を見つけ、表現し、自分の喜びも表されていました。今回参加された親御さん達については、「記録シート」に興味をもつことから始まり、「できる」を認めることができたことから、ひとまず講座の効果はあったと言えるのではないかと思っています。
また一方、同席したFSJGメンバー(親)たちは、子の「できた」ことを喜び、親の「できたことを喜んだことを」称賛していました。このメンバー(親)は入会1年未満の新人です。例会では支援される側と言えます。今回、支援するほうになり対応できました。尚、それを楽しむこともできました。
そこで、今回のこの二つ「(子の)『できる』を表現することが強化すること、そのことが(親の)『できる』を強化する仕組みをつくる」「表現する(言語行動)こと大事」から、今、また、出口光氏論文(「行動修正のコンテクスト」,1988)を思いだしています。

2012年2月 ― 1月21日、28日のFSJG勉強会(連続講座第3回、4回)無事終えることができました。案内を開始すると瞬く間に定員に達しました。第1回、2回につづく講座ということもあり、待ってくださっていた方が多数おられたようで有り難く思っています。それと同時に続けていく責任も感じています。
 これまでも勉強会に参加し、我が子はすでに社会参加へと動き出している親御さんは、「社会を家の中に入れる(家事手伝いを仕事と設定)」と「できた行動を評価する」が自分にとってはキーワードとなったと言い、他の困っている家族にそのことを伝え支援したいと考え参加されていました。また、自分たちのグループ(親の会)にもFSJG的方法を取り入れたいのでと数名一緒に参加された親の会もありました。「個別の家庭においての親の対応」で留まらないで、このように広がっていくことはかねてから願っていたことです。嬉しいです。今回はお父さんの参加も多く、FSJG仕事の「仕事」について的確な感想を述べられたお父さんもいました。また今回も学生さんの参加を受け入れました。「ひきこもり」「FSJG」「今ひきこもりのままでできる仕事」この三語で、マクロからミクロまでの「仕事」を考え提案してくれる様子に「人を援助する」行動を楽しむ力が見てとれました。このような若い第三者の存在、頼もしく思います。
 28日は実践編でした。記録シートを用いて本人の行動を記録する、という課題では行動を3点セットで捉え記入できたのは数名で、残りの多くの人にはこのように捉え記入することはまだ難しかったようです。但し、「書く」「記録する」行動は活発でした。以前の講座の効果に関する検討結果から今回「記録シート」を用いましたが、そのまえに具体例を多用して3点セットで捉える練習を入れる必要があったと反省しています。次、開講する際のFSJGにとっての課題です。
 2006年から始め今回で6度目になる勉強会ですが、回を重ねるごとに参加される親御さんの取り組み方に手ごたえを感じています。続けていく励みになります。今後も定期的に開講していきたいと思っています。

2012年1月  ― 先月紹介しました21日、28日に開催の勉強会、「ひきこもりに対しての家族の対応を学ぶ連続講座」第3回、第4回の詳細は、立命館大学人間科学研究所HPにてお知らせしています。
こちらをご覧ください。
2012年1月  ― 8日、フリーマーケットに出店しました。毎年、冬恒例の行事としてつづけてい
たのですが、2009年からしばらく休んでいました。最近、グループにフリマ未体験の新人が増え、「やってみたい!」という声があがり、久々に出店することになりました。外部のイベントへの参加になり、グループまるごとの社会参加と言えます。当初の3つの目的、「みんなで楽しもう」「資金を稼ごう」「仕事を創ろう」は今回も達成できました。さらに、仕事に関しては、これまでのように用意してもらった選択肢をやるのでなく、自分で選択肢の拡大の提案をしたメンバーがいました。こういう本人が出てきてくれたことは嬉しいです。
2011年12月  ― 家族対象の勉強会「対応を学ぶ連続講座」の第3回、第4回を来春1月21日、28日に開きます。この講座は、年間を通しての連続講座後半で、6月に開催しました前半第1回、第2回のつづきになります。当初、後半は大阪で開催予定でしたが、都合により今回も京都(立命館大)での開催になります。第1回、2回の内容は、行動の捉え方の基本、本人の今の行動に関しての対処の基本、等でしたが、第3回、第4回では、個々の個別の家庭においても、仲間家族とのグループにおいても、「仕事の創出」と「ファーストステップ・ジョブ」の成立と「セカンドステップ・ジョブ」に向けての具体的な対応を考えていけるような講座内容で開く予定です。詳細は追ってまたお知らせいたします。
2011年10月   9月末、FSJG仕事「NPOセンタースタッフ手伝い」を経て、また1名、グループを卒業しました。2006年にきょうとNPOセンターと連携し、翌年に最初の1名が卒業して以来、毎年1名卒業していることになります。FSJGでは、FSJGの仕事以外の「仕事」に本人が自発的に参加するようになった時点で「卒業」としています。なかには、「学び」(就学)につながった卒業もあります。もちろん「復学」もいつでもOKです。このような結果をふまえ、これからも絶えず検証しながら実践していきたいと思っています。
2011年9月   グループ結成から先月8月で9年が過ぎました。今月、10年目に向けての第一歩を歩み出すことになります。「『家事手伝い』を仕事として設定して」と始まった「仕事」も、この間に社会資源との連携もでき、仕事内容も拡大し多様になってきました。今ではグループ外仕事であっても「はじめのファーストステップ・ジョブ」から「ファーストステップ・ジョブ以上セカンドステップ・ジョブ未満」までメニューは多彩です。そして現在、次なる仕事、つまり、いろいろな就労形態が認められる、就労形態によって不利を被らない、という就労、それは「ひきこもり」に限らず、他の障害をもつ人、小さな子を抱える母親、他の多くの人たちの就労を考えたときにも言えることですが、それをめざしての連携の実現に向けて多くの関係者の方々と一緒に考えています。
2011年6月  ― 家族対象の勉強会(11日、25日連続講座)無事終了しました。定員に達し締め切ったのちにも沢山の方から申込や問合せをいただき、講座に対する関心の高さと必要性をつくづく感じました。行動分析学の考えを元にした講座内容ということもあってか背景要因もいろいろな「ひきこもり」の家族の方々の参加もありました。そのことから、そこではどのような支援が展開されているのか・いないのかを逆に学ぶことができました。また「行動分析学」に興味をもち「本を買った」「買うつもり」という親御さんも現れました。授業(学生)で1年および1年半かけて学ぶことを素人の親御さんが2回で理解できるのかといった疑問もありますが、親にとっては、机上の論でなく実際に目の前で展開されてるのであって、「あ、これなんだ!」と理解しやすい面もあります。ある親御さんの感想は「基礎は学んだ、応用問題は自分で解かなくっちゃ、あと何回か勉強会に参加しながら」でした。またある親御さんは「今後も講座に継続的に参加し、もっと学び、ゆくゆくはFSJG的グループを作りたい」と話していました。親が実践できる対応の手がかりを得、そして適切な対応へとつながるように、このような勉強会を定期的に開いていきたいと考えています。さらに第2、第3のFSJG的グループができるのであれば嬉しいかぎりです。
2011年5月  ― 27日、京都大学大学院公共政策研究科の講座「NPOの理念と実践」で、当事者団体として「ファーストステップ・ジョブグループの実践」と題して、「グループ立ち上げ」から今に至る「方法と展開」について話しました。後半のディスカッションでは、受講生の皆さん(「行動分析学」、「ひきこもり」を専門としない)が、どのような点に関心をもっているのか、また、どのような疑問をもっているのかを知る良い機会になりました。受講して何が考えられたか、何が考えられるか、といった報告を来週聞かせていただけることになっています。楽しみです。では、我々グループとしては、今回、対人援助に関する3つの機能的連環のうちの「援護」としての機能だったのか、それとも「援護」を展開するうえでの考えるべきものを得る機会としての機能だったのか、今一度、考えようと思っています。
2011年5月  ― 今年度も家族対象の勉強会を開催します。昨年までは大阪(立命館大阪オフィス研修室)で実施していましたが、今年度は、大阪、京都の二ヵ所で開く予定です。まず、6月11日、25日、京都(立命館大学敬学館教室)において「ひきこもり当事者本人に対しての家族の対応を学ぶ連続講座」を開催いたします。お申込、お問い合わせはFSJG事務局までお願いします。
2011年3月  ― 先月27日、無事、講演会を開催できました。荻野先生の講演「ひきこもり」支援は『社会のふところ』を深くするか?」は、第三の空間(通常役割の世界と医療空間との間に、どちらにも属するとはいえない存在をそれとして承認し、どちらともいえない混成的な集まりを可能にする)を追求することだったように思いました。荻野先生の著作「『ひきこもり』への社会学的アプローチ」の「第8章 ひきこもりと精神医療」(ミネルヴァ書房)を参照していただければと思います。そして、上田によるFSJGの概要の説明、深尾氏による仕事の場の提供といった協働的支援について、とつづけて、さらに荻野先生にまとめていただき、最後は質疑応答で終えることになりました。会場いっぱいの参加者の方々は、当事者家族、支援関係者、学生の方、ひきこもり支援およびFSJGに関心のある方などでした。会場やアンケートで、「これまで具体的な支援は提供されなかった」「こんな『方法』があるのだ、方法があることはじめて知った」といった感想が、今まだ、たくさん寄せられことに、この10年あまりの間、ひきこもり支援は何も変わってないじゃないか、と思わざるをえませんでした。改めて、活動つづけていかなくてはと思うことになりました。
2011年2月  ― 27日、講演会【今一度、ひきこもりの理解と支援を考える‐いつからでも、どこからでも‐】(共催:立命館大学人間科学研究所、立命館大学R−GIRO研究プログラム 後援:きょうとNPOセンター)を開催します。再度、そのご案内です。会場:キャンパスプラザ京都4F第4講義室.時間:午後1:30〜5:00.講演:荻野達史氏「ひきこもり支援は『社会のふところ』を深くするか?」.ディスカッション:望月昭氏(司会)、荻野達史氏、深尾昌峰氏、上田陽子.参加無料、事前申込み不要、お問い合わせはFSJG事務局まで。
2011年1月  ― 《カフェ&ギャラリーアトリエとも》の定休日の1日をサロン的に利用することになりました。ギャラリースペースの提供、さらには地域といった「場」の活性化も活動の一環として活動されている「NPO法人ユースサポートネットとも」との連携で実現したものです。月1回、第2木曜日、2月からスタートします。
2010年12月  ― 9日、家族勉強会「対応を学ぶ」講座第2回を「基本的な対応について」と題して行いました。家庭において親が実践できる手がかりを得るためのものです。「これまでにはない新しいやり方」「こんな捉え方ができるのだ」といったFSJG講演会でよく耳にする感想とともに、「では、我が家ではこうしてみよう」「これは、どうだろうか」といった具体的な対応や質問が参加者から示されました。また、来年度予定の勉強会について引き続きの参加希望が寄せられました。今回の反応と、次回勉強会への期待の大きさからみて、1年・2年と継続的に参加した親同士で第2、第3のFSJG的グループができればこんな望ましいことはない…と話すと、「それはいい、やってみたい」と歓声があがりました。こうしてまた、勉強会を続ける行動、FSJGを続ける行動が強化維持されることになります。
2010年12月  ― 4日、NPO法人テラ・ルネッサンスとの連携事業「使用済みインクカートリッジ仕分け作業」を行いました。この作業も今月でまる一年になります。テラ・ルネッサンスの活動を支える作業を手伝うことで、FSJGの活動をテラ・ルネッサンスに支えてもらえている、ということを改めて思い、この連携事業をつづけられたこと喜んでいます。活動は自分たちグループだけで完結するものでなく多くの関係者の支援があってこそと感謝しています。
2010年11月  ― 21日、明神山に登りました。今年の夏、暑さのために途中で引き返し、紅葉の秋には再挑戦しようと誓っていた縦走です。メンバー1名が実際に歩き作成してくれた地図は、起点(1)から始まり(31)までの要所番号に写真もつけての詳しいものでした。その地図を片手に歩いたメンバーの親達も自然を満喫し頂上を極め達成感を、そして、ジョブ「地図作成」をしたメンバーも役に立ったということで達成感を、双方得ることができました。これもFSJG活動!これぞFSJG活動!と言えるかもしれません。
2010年11月 ― ”講演会”の日程が決まりましたのでお知らせします。日時:2011年2月27日・午後1:30〜5:00、会場:キャンパスプラザ京都4F第4講義室、 講演会:「今一度、ひきこもりの理解と支援を考える −いつからでも、どこからでも−」です。内容は、講演:荻野達史氏(静岡大学・NPO法人サンフォレスト)「ひきこもり支援は『社会のふところ』を深くするか?」、ディスカッション:司会・望月昭氏(立命館大学)、荻野達史氏、深尾昌峰氏(きょうとNPOセンター・龍谷大学)、上田陽子(FSJG)です。「ひきこもり」がもつ概念の曖昧さが社会のあり方を広げるといった社会学の視点から荻野氏に講演していただき、その後、望月氏を進行役に、NPO法人を立ち上げ支援活動もされている荻野氏と、さまざまな分野のNPO、市民団体を支援する活動およびその環境に働きかける活動をされているきょうとNPOセンターの深尾氏と、FSJGの上田とで、個人の側に原因がある、あるいは、社会の側に原因がある、といった二項対立的に捉えての理解や支援ではない「理解と支援」について、具体的に支援の場ではどのように展開していってるのかを話し合いたいと思っています。家族の方、ひきこもり支援に関わる方、就労支援に関心のある方、FSJGに関心のある方、どうぞご参加ください。
2010年11月  ― 18日、家族勉強会2010年:「対応を学ぶ」連続講座の第1回「ひきこもりとは?」を行いました。これまで「ひきこもり」はどのように捉えられてきたか、そこにはどのような問題が孕んでいたか、そしてどのような支援が展開されてきたかを知ったうえで、では「この講座では(応用行動分析学の考えの元で)」どのように捉えるのかに繋げていくために設定したものです。 講座の中間と終盤に参加者全員での意見交換の時間も持ちました。参加者の声を聞き、「過不足ない援助」と援助の現状とを改めて考えることになりました。そして、このような勉強会をつづけことの大事さも改めて感じることになりました。
2010年11月  ― 7日、立命館大学大学院応用人間科学研究科校友会主催の第3回対人援助フォーラムが開催されました。午後の分科会で、「そもそも『ひきこもり』とは」についてと、家庭で「親ができる『ひきこもり』本人に対する対応」について話すことになりました。家族の方、支援関係者の方、特に行政の相談窓口の担当者の方など、いろいろな方に参加いただきました。
2010年10月  ― 家族勉強会2010年:ひきこもり本人に対してどう対応すればいいのか分からない:親のための「対応を学ぶ」講座を開催します。FSJGでは毎年、継続的に家族勉強会を開いていきたいと思っています。今年度は、同じような悩みをもつグループメンバーと体験を共有しながら、「ひきこもり」について理解を深め、基本的な対応について学び、家庭において親が実践できる手がかりを得ることができる、そして適切な対応へつながる講座を、第1回「ひきこもりとは?」・第2回「基本的な対応について」の2回連続で開催します。長期「ひきこもり」の子を抱え対応に苦慮し親としてできることは…と悩んでいる家族の方、どうぞご参加ください。日時:11月18日(木)・12月9日(木)、午後1:30〜4:00、問合せはグループ事務局までお願いします。  また、来年2月27日に毎年開催の”講演会”を予定しています。こちらの詳細はおってまたお知らせいたします。
2010年8月  ― 今年も、立命館大学大学院応用人間科学研究科校友会より、校友会フォーラムのための記念品作製の仕事を受注しました。毎年、好評のFSJG製の「記念品」、今年も喜んでいただけるようなものを作ろうとメンバー等は張り切っています。
2010年7月  ― 23日、カフェ&ギャラリーアトリエとも(NPO法人ユースサポートネットとも)を、グループメンバー5名で訪ねました。「アトリエとも」より仕事の「場」(ギャラリーの留守番)の提供を受け、その設定の打ち合わせをスタッフの方と行いました。このような行動の機会の提供は有り難いです。また当日は、ちょうど個展会期中で楽しい絵も鑑賞できました。
2010年7月  ― 11日、今年もグループで明神山ハイキングに行きました。メンバー1名が実際に歩き、作ってくれた緻密な地図を片手に、熱中症で倒れないように途中の赤い鉄塔まで行って引き返すことにして行いました。秋には全行程踏破を計画しています。帰路、縦走する形で山の上に建っている白、青、赤などの鉄塔を麓から眺め、「あの赤い鉄塔まで行ってきたのね」とみんな達成感いっぱいの顔で話し合っていました。
2010年6月  ― 20日、梅雨の晴れ間に畑へ行きました。タマネギ、たくさん収穫できました。参加したメンバー等は、「無農薬、産地直送、商品になりそうね」と立派に育ったタマネギを嬉しそうにひき抜いていました。やっぱり「収穫」はいいものです。
2010年5月  ― テラ・ルネッサンスとの連携事業・インクカートリッジ仕分け作業も今月で6ヶ月になります。参加したい・参加できるメンバー4〜5名(毎回参加、ときどき参加)で毎月行っています。今月から、立命館大学人間科学研究所の研究プロジェクト室(313号)の皆さんの協力を得て、使用済みインクカートリッジ回収箱をプロジェクト室に置くことになりました。この設置の協力は、FSJGへの支援から始まって、ひきこもり、テラ・ルネッサンス、ひいては、ウガンダの元少年兵支援につながることになります。これを対人援助の3つの機能(教授・援助・援護)で捉えれば・・・と考えるのもまた楽しいです。
2010年4月  ― FSJGでは、メンバー(親)それぞれが、会計・広報・郵送・会場調整・畑作業全般・フリマ準備などの役を交替して担っています。今年度は、NPO会計講座(京都市市民活動総合センター主催)を受講した会計担当者から、従来の年度よりもより専門的な会計報告がされました。「書式(NPO仕様)によって一段と団体らしくなるものなのね」といった感想も飛び出しました。援助行動だけでなく団体運営行動も拡大しています。
2010年2月  ― 20日、今月もまたテラ・ルネッサンスとの連携事業・インクカートリッジ仕分け作業をメンバー5名で行いました。量(インクカートリッジ数)も質(作業の楽しさと腕)も回を重ねるごとに上がっています。メンバーの感想は「終了時の達成感はなんとも気持ちいい!」です。
2010年2月  ― 14日、グループの畑に寒肥料を施す作業を行いました。イノシシの好物でなさそうだからと選んだ「ニンニク」「タマネギ」「ネギ」と「ローズマリー」立派に育っていました。これでイノシシもあきらめてくれるかしら、、春先「じゃがいも」を植えることができるかしら、と皆で話しています。
2010年1月  ― 16日、今年最初の、使用済みインクカートリッジ仕分け作業(NPO法人テラ・ルネッサンスとの連携事業)を行いました。お正月休みで帰国中のウガンダ駐在のテラ・ルネッサンスのスタッフの方から、ウガンダの元少年兵支援と、今、自分たちがやっているインクカートリッジ仕分け作業とがどのようにつながっているのか、話を聞くことができました。そのような世界と、本人たちの今「できる」こととがつながっていると思うと、すごい! 嬉しい! 不思議!が混ざってワクワクしてきます。そして、この活動をつづけていこう、と改めて思うことになります。
2009年12月  ― 20日、第3回「ボランティア・市民活動フェスタ」が京都市の「みやこめっせ」で開かれました。今回も参加しました。これまでは賑やかな活動紹介ブースに出展していましたが、今回は地味な相談ブースでの出展でした。自分たちも出展形態を変えたことで、いろいろ体験することができました。また他の団体との交流もできました。来年は「どんなふうにしようかな」と気の早いメンバーはもう考えています。皆さん、楽しみにしていてください。
2009年12月  ― 19日、NPO法人「テラ・ルネッサンス」との連携の仕事をグループメンバー3名で行いました。作業はどんどんはかどって、それが喜びとなって更に楽しんで作業を行うことができました。テラ・ルネッサンスの皆様、お世話になりました。次回は1月16日です。楽しみです。
2009年11月  ― 11日、NPO法人「テラ・ルネッサンス」からグループ外ジョブを継続的に提供していただけることになりました。地雷・小型兵器・子ども兵・平和教育に取り組んでいるテラ・ルネッサンスでは活動資金の一部として活用するために「使用済みインクカートリッジ回収事業」を展開しています。「その作業手伝い」、および「資料の整理」です。グループ外ジョブ(FSJG的就労形態のままの外部一般仕事)は本人たちにとって選択肢の拡大、行動の機会の拡大となります。このように活動を理解くださり仕事を提供くださる団体の存在はありがたく思います。活動の励みにもなります。連携仕事の始動は12月からです。楽しみです。
2009年11月  ― 8日、立命館大学大学院応用人間科学研究科校友会主催のフォーラムが開催されました。9月に受注し共同制作(親が型抜きを、本人たちが絵付けを)した参加記念品「陶製のマグネット」は好評でした。また一つ達成経験を積み重ねることができました。仕事を提供してくださった校友会事務局と 「ワーッ カワイイ!」と喜んでくださった参加者の皆様に感謝いたします。
2009年10月  ― 「ヒューマンサービスリサーチ16」立命館大学人間科学研究所紀要が発行されました。今年2月に開きましたFSJG主催の【特別例会−講演会:今、必要な援助 〜「脱ひきこもり支援」FSJGの活動から見えたこと〜】の講演録です。活動を改めて活字で振り返ることができました。
2009年9月  ― 立命館大学大学院応用人間科学研究科校友会より、昨年同様に11月に開催されるフォーラム用の仕事を受注しました。参加者への粗品の作製です。FSJGでは「どんなのがいいかな〜」と作品の企画から仕事と設定しています。 現在作品制作中です。11月の納品に間に合うようグループみんなで取り組んでいます。
2009年8月  ― 24日、【よりよいコミュニケーションをもつために 〜ファーストステップ・ジョブグループの活動から〜】のテーマで大阪府枚方保健所での家族交流会で話しました。内容は、FSJGの活動の基本的な考え方「<行動は個人と環境との相互作用>として捉える」を、「環境との相互作用から捉え理解するということは」からはじめて、「では親は」、「では家庭内で」、「ではグループで」とつなげていくものでした。そして一緒に参加したFSJGメンバー(親)が具体例として自分の体験を話しました。熱心に聞き入ってくださる家族の方の顔が明るくなるのを見て嬉しくなりました。親のグループ活動への関わり方、本人への関わり方、両方に流れているものであるから是非話してほしいと言ってくださった担当職員さんに感謝いたします。このような専門職の方の理解と存在は心強いです。これからも連携していけたらと思っています。
2009年8月  ― 23日、畑へ行きました。イノシシに荒らされて以後、皆で持ち寄って植えた「ローズマリー」「ふじばかま」「ケイトウ」「青しそ」が、早朝、自転車で水遣りに通ってくれたメンバーのおかげで、夏の暑いなかで青々と育っていました。嬉しくなって皆で丁寧に周りの草取りをしました。イノシシの好物ではなさそう〜との理由で、空き地には「ニンニク」を植え付けました。収穫の頃、イノシシの好き嫌い判明しそうです。
2009年6月  ― 5日、12日、19日、家族勉強会を立命館アカデメイア@大阪において行いました。3回連続の家族勉強会は一昨年度、昨年度につづいての開催です。今年は2月22日の講演会(特例会)に参加された家族に絞って参加を募りました。これまでの活動から見えたことの一つに「家族が家庭の中で本人に対してどのように対応していくのか」といった基本的なところが既存の支援等においてほとんど提供されていない、ということがあります。2月講演会でこの事にふれ勉強会開催を伝えていたという経緯があり今回の参加者限定になりました。 「精神論」でなく、論理をもって具体的に家の中で親はどのように対応していけばいいのかを1回目・論理、2回目・応用、そして3回目には各家庭の報告をもとに個別的に参加者皆で考え意見交換する、という形で行いました。1回目の「罰なき社会」(Skinner,1990)の輪読は「読んでおきなさいと渡されるだけなら、絶対あとでは読まないね」「声を出して読む、あれだなあ、鍛えられるかな」と別の意味でも楽しそうでした。参加親7名、復習参加のグループメンバー7名、計14名は程よい人数でした。このような少人数で行う勉強会の良さを味わえました。平日昼間3回にかかわらず仕事をもったお母さん等が生き生きと参加する様子をみて、先輩親であるグループメンバーが「あの頃の自分を思い出す」と感慨深げだったのが印象的でした。今後もこのような勉強会を開いていきたいと思っています。
2009年6月  ― 7日、グループで明神山登山をしました。山の中腹にある畑の道が頂上および縦走登山道につながってることがわかりました。山の名前もわかりました。メンバー(本人)1名が事前に歩いて地図をつくってくれ、その地図を片手に歩きました。「気持ちいい〜」「腰痛も忘れる〜」と森の中を楽しみました。イノシシに荒らされた畑のおかげで違う楽しみが見つかりました。
2009年5月  ― 3日、フリーマーケットに出店しました。雨で流れた昨年にかわって今年は五月晴れのフリマ日和でした。人出も多く売上げも多く活気もあって参加した本人もグループもフリマを十分に楽しむことができました。
2009年3月  ― 7日、立命館大学人間科学研究所主催【オープン・リサーチ・センター整備事業「臨床人間科学の構築」公開企画 対人援助学−これまでとこれから】が開催されました。村上陽一郎先生の招待講演「安全とセキュリティについて」を「こういうふうに研究をつづけるって楽しいだろうな」と尊敬と羨望とでうっとりと聴き入りました。つづいてのポスターセッションで「ファーストステップ・ジョブグループの実践」の報告をしました。あるゲストの先生から「やっていて楽しいでしょう、やるほうも<正の強化>受けなくっちゃね」との言葉をいただき嬉しくなりました。またあるゲストの先生からは「楽しそうですね、でも、その陰には苦労もいっぱいあることでしょう」との言葉をいただき嬉しく思いました。どちらも事実です。そしてどちらのお言葉も 「正の強化」となるものです。こうしてまた「ファーストステップ・ジョブグループの実践」行動が維持されていきます。
2009年3月  ― 5日、大阪府藤井寺保健所主催の精神保健福祉講演会が【ひきこもりの理解と支援〜ファーストステップ・ジョブグループの取り組み〜】と題して開催されました。「ひきこもり」の定義問題やこれまで及び最近の支援の動向など「ひきこもり」を取り巻く状況と、ファーストステップ・ジョブグループの枠組みと展開している援助、それらを通して「ひきこもり」について理解していただけるよう話すことになりました。府民の方、関係機関の方など多くの方に参加いただきました。参加者の皆さんから「ひきこもりの概念に関して理解できた」「支援を継続することや連携の重要性に気づいた」といった感想を、また、地域で支援することに関して「ひきこもりのままでできる仕事なら地域で提供できますよね」と具体的な支援を早速考えての感想などをいただき嬉しく思いました。このように関心をもってくださる方々へ向けて理解を深めていただけるよう発信していくことが支援に繋がり大事であると改めて感じました。いろいろお世話になった藤井寺保健所の担当者の皆様にお礼申し上げます。
2009年2月  ― 22日、FSJG特別例会―講演会【今、必要な援助 〜「脱ひきこもり支援」FSJGの活動から見えたこと〜】を開きました。たくさんの方(会場ほぼ満員)に参加いただき嬉しく思っています。この講演会が多くのいろいろな方々に関心をもっていただけたこと感謝しています。望月氏(対人援助学の立場から)による「教える・治すでなく<助ける>」「<できる>は創る」、野池氏(社会資源との連携)による「NPOとしての連携作業の具体的内容」、そして、川北氏(ひきこもりと家族)による「ひきこもり問題の歴史」「シェルターとプラットフォーム」「家族と社会の境界を考え直す」「<家事労働>の定義を変える」など、FSJGを多角的に捉えての講演に、「よりよく理解できた」との感想を多くの参加者からいただきました。また、従来の既存の支援および講演会などと比較しつつの感想が多数寄せられたことから、これまで提供されてきた「ひきこもり」支援全般について改めて考える機会になりました。今回、FSJGを系統的かつ実効的な支援方法として考えていくために、そして大学、NPOといった地域の資源との協働作業で得た成果を社会に還元するという活動の一環として、更に自分たちの活動を振り返る機会として、この講演会を開催できたことを喜んでいます。ご参加くださった皆様、今回も裏方を手伝ってくださった学生の皆様、そして望月氏、川北氏、野池氏の皆様ありがとうございました。
2009年1月  ― 2月22日、講演会【今、必要な援助 〜「脱ひきこもり支援」FSJGの活動から見えたこと〜】(主催:ファーストステップ・ジョブグループ 共催:立命館大学人間科学研究所 後援:きょうとNPOセンター)を開催いたします。「ひきこもり」に関してはさまざまな活動や議論が展開され、さまざまな情報があふれています。しかし、現在大きな割合を占めるに至った長期化した「ひきこもり」について、必ずしも系統的かつ実効的な支援方法が示されてきたわけではありません。その中で当事者の親が中心になって活動するファーストステップ・ジョブグループは、「今できる」行動を認め、認めることのできる環境を創る援助を展開してきました。今回は、その活動から見えたことについて、そして、当事者側が必要とする援助について、理論と実践、ひきこもりと家族、そして社会資源との連携、といった多角的な視点から望月氏(立命館大学)、川北氏(愛知教育大学)、野池氏(きょうとNPOセンター)にお話していただきます。当事者家族の方、ひきこもり支援に関わる方、就労支援に関心のある方、FSJGに関心のある方、どうぞご参加ください。会場:大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第2ビル) 時間:午後1:30〜5:00 参加費:無料です。
2008年11月  ― 30日、第2回ボランティア・市民活動フェスタ(主催:京都市福祉ボランティアセンター 京都市市民活動総合センター)が京都市勧業館(みやこめっせ)で133団体が参加して盛大に開催されました。今回も出展しました。幼い子を連れたお母さんや夫婦の方、学生さん等、さまざまな方がブースに立ち寄ってくださり、活動を広く知ってもらう機会になりました。また、出展者同士の交流もできました。「自分たちとどこが同じで、どこが違うのか」を尋ねられ「援助つき」を理解してくださった方等など、嬉しいことがありました。メンバー皆の感想は「参加することに意義がある、励みになる」でした。
2008年11月  ― 26日、きょうと福祉ネットワーク「一期一会」主催のシリーズ「いのちの講座」第二回が開かれました。そこで「ひきこもりに必要な援助〜今のままを第一歩に〜」と題してFSJGについて話すことになっていました。しかし、中身は参加くださった皆様方と一緒に「ひきこもりとFSJG」を考える勉強会になりました。講演とは一味違った有意義で楽しい会になりました。また、「いのちの講座」と「ひきこもり」という不思議な取り合わせが、実は、「生きること」ということではこれほどぴったりしたものはない、ということに思い至りました。当日参加くださった皆様方、このような機会を提供してくださった平尾様はじめ「一期一会」の皆様、ありがとうございました。そして、今回もまた、自分たちの活動を振り返る機会になったこと、活動の励みになったことをこころから喜んでいます。
2008年11月  ― 15日、NPO法人サンフォレスト(静岡)主催の「秋の講演会 ひきこもり支援方法を広げよう」が開催されました。そこにおいて「FSJGの方法と展開」といったタイトルで、枠組み、方法、展開、ジョブグループであることの意味、援助の主体が親であること等について話しました。大勢の方が参加くださったこと、熱心に聞いていただけたこと、たくさんの貴重な質問をいただけたこと、等など感謝しています。特に荻野氏(NPO法人サンフォレスト・静岡大)から「ひきこもりに限らず人が生きていくということに通じる支援である」という旨の評価をいただけたことは目標「QOLの拡大」へ向けての何よりも励みになりました。また、家族の方々に具体的な提案を得られたと喜んでいただけたことはグループにとっても喜びになりました。そして、静岡における援助の現状や、さらに静岡だけでなく身近においても本当に援助を必要としている人達に必要な情報がいかに届いてないかを再び考えさせられることにもなりました。活動の成果を少しでも社会に還元できることになれば、そして、自分たちの活動を振り返る機会になれば、との当初の願いは叶ったことになり嬉しく思っています。次の楽しみは「FSJG静岡版ができたらいいなあ」です。
2008年11月  ― 立命館大学大学院応用人間科学研究科校友会主催の対人援助フォーラム2008が9日に開催されました。様々な対人援助の領域に身をおく修了生たちが現在の活動報告を行う分科会において、「ひきこもりを取り巻く現状」と「FSJGの実践」と、それには多くの関係者との連携が不可欠であることを報告いたしました。 関心をもち最後までお聞きくださった皆様、および終了後、貴重な感想、意見をお寄せくださった皆様、ありがとうございました。
2008年10月  ― FSJGでは毎年、家族対象の勉強会あるいは広く「ひきこもり」に関心のある方対象の特別例会を開いています。今年度は2月22日(日曜日)、望月氏・川北氏・野池氏を講師にお招きし講演会を開催することになりました。家族の方、支援に関わる方、ひきこもり就労支援に関わる方、FSJGに関心のある方など様々な関係者の方々がご参加くださいますようお願いいたします。詳細は追ってまたお知らせいたします。
2008年8月  ― NPO法人サンフォレスト主催による長期化・高年齢化したひきこもりへの支援についての講演会が11月15日に静岡で開かれます。招かれてFSJGについて話すことになりました。FSJGに関心をもっていただけたことに喜び、これまでの活動の成果を社会に還元できればと思っています。今回、このような機会を提供していただけたこと感謝しています。また、自分たちの活動を振り返る機会にもなり学ぶことも多くあるのではと期待しています。
2008年8月  ― 立命館大学大学院応用人間科学研究科校友会事務局より「仕事」を提供していただきました(フリマでの人気商品、FSJG特製「メモばさみ」を大量受注しました)。本人たちには仕事メニューの一環として、親たちには夏休みの宿題(自由研究・工作)として、それぞれ「やってみたい」「やってみよう」「やってもいい」数を作ることにしました。作品のでき栄えも仕事の成立も楽しみです。「仕事成立への援助」は様々な関係者の方々との連携が不可欠です。このように活動を理解し「仕事」を提供してくださったこと、こころから感謝しています。
2008年8月  ― グループで畑を借りてほぼ2年、FSJG畑では「仕事の提供」「収穫」「自然をおもいっきり楽しもう」の3つが十分に機能しています。その畑をイノシシに荒らされました。里山の自然環境管理と鳥獣害の問題に思いもかけずめぐり合うことになりました。それにつけ、行動とは「 個体と環境との相互作業」ということをまたまた思います。
2008年3月 ― 16日、京都市勧業館(みやこめっせ)で開かれた「2008ボランティア・市民活動フェスタ」(主催:京都市福祉ボランティアセンター/京都市市民活動総合センター)に出展しました。京都を中心に活動する団体、150団体参加の大イベントでした。事務局は京都、例会場は大阪、活動の場は京都・大阪、メンバーは関西あちこちといったFSJGの広域性を改めて京都で振り返ることができました。フェスタパンフレットに「長期ひきこもりの当事者家族で設立し、親が中心になって活動しています。今ひきこもりのままでできる仕事を創出し、仕事を通じて社会と関係をもつ事を今実現するための援助をしています。寄付金は本人の仕事賃に用います」と掲げ、活動を伝え、たくさんの人と交流できました。京都弁で「いい活動したはりますな」という言葉かけをいただいき、仕事提供の申し出もいただき、出展した喜びと今後の活動の励みになりました。
2008年2月  ― 5日・12日・19日、立命館アカデメイア@大阪において「家族のための勉強会」3回連続講座を開催しました。長期ひきこもりの子をかかえ親としてできることは…と悩んでおられる家族の方対象に一昨年も開きましたが、今回は、当事者本人の今を認め、まず家庭のなかで社会的関係を作っていくために、参加者それぞれの家庭のなかで親としてできることについての勉強会でした。参加くださった家族の方々と通常の例会のような形でメンバーとともに考えていくことができました。限定(少人数・親・家の中)された今回のような勉強会の有用性と、このような地道な活動の必要性を改めて感じ、今後も広く社会に向けての活動とともに考えていきたいと思います。
2008年2月  ― 1日、第3回「脱ひきこもり支援」勉強会(*「ひきこもり」に対する行動分析学的対応の勉強会)を開きました。今回はファーストステップ・ジョブグループの実践を実証的に報告しました。前2回より更にさまざまな質問・感想・提案が出され、行動分析学の原理および手法やひきこもりについて活発な意見交換ができました。「報告も実践である」との通り、このたびの勉強会(3回通じて)は実践研究そのものの実践だったと捉えられると思っています。厳寒にもかかわらず授業終了後にもかかわらず参加してくださった学生・院生・OBの皆さんに感謝いたします。従来の活動とは異なる活動体験をしたグループメンバー(親)にとっても視点を変えて振り返ることができ活動を続ける励みになりました。また機会があれば「続・脱ひきこもり支援勉強会」を開きたいと思っています。ありがとうございました。
2008年1月  ― 先月の第1回につづき、第2回「脱ひきこもり支援」勉強会(*「ひきこもり」に対する行動分析学的対応の勉強会)を11日に開きました。従来の既存の援助を振り返り、そして、FSJGの「理念」と「方法」を振り返る貴重な機会になりました。次回第3回は2月1日(金曜日・午後5時半〜)に開きます。1・2回同様に参加者の皆様と意見交換できるのを楽しみにしています。
2007年12月  ― 立命館大学人間科学研究所・自己決定とQOLプロジェクト公開研究会として、第1回「脱ひきこもり支援」勉強会(*「ひきこもり」に対する行動分析学的対応の勉強会)を21日に行いました。家族、支援者、関係者等を対象にしたこれまでの勉強会・研修会とは異なり、「ひきこもり」および「FSJG」に関心のある学生・院生の皆さん対象にしたもので従来のFSJG活動とはまた別の機能をもつ活動と捉えています。学生皆さんからのこれまでとは異なる反応も改めて新たに考える機会を私達に与えてくれるものでした。2回、3回・・と継続の予定です。第2回は1月11日(2008年)です。 次回もいろいろ意見交換できることを楽しみにしています。
2007年12月  ― 16日、冬季恒例のフリーマーケット出店を行いました。仕事メニュー「フリマ仕事」すべてを笑顔でやり遂げた本人・復活参加の本人・初づくしの初仕事の本人、みんな自発的参加です。フリマ初体験の新メンバー親達も楽しさはじけていました。そして、売り上げは過去最高。グループまるごと社会参加である「フリーマーケット参加」のもつ機能を改めて確認できました。
2007年10月  ― FSJG畑を借りて1年、さつまいもと枝豆を収穫しました。一番大きな収穫は仕事メニューに定着した「畑仕事」に毎月参加し次なる畑仕事の提案もする本人の元気な姿を見ることができたことです。
2007年9月  ― 京都教育大学特別支援教育特別専攻科の「観察・実地研究」として学生の方々の訪問を受け特別例会を開きました。現役の先生(社会人学生)や教職をめざす若い学生の方々と親とが話し合えるという有意義な機会になりました。このような機会を重ねることで理解を深め連携していくことができればと願っています。また、今回機会をもてたことを嬉しく思うと同時に、実地研究の対象として関心をもち見学してくださったこと自体が励みになりました。特別専攻科の皆様ありがとうございました。
2007年8月  ― 結成5年目、FSJGのリーフレットを作りました。「脱ひきこもり支援」…ひきこもらない支援…従来のひきこもり支援でない支援…いつでも最初の一歩を認める支援…のファーストステップ・ジョブグループの主張(理念と方法)が過不足なくあらわされているとの評価を得ています。グループメンバーは悩ましかった「口頭で平易に〈FSJGとは〉を説明する」ことから開放されたと喜んでいます。
2007年7月  ― FSJG畑でじゃがいもを収穫しました。質・量とも、りっぱなでき映え!に、参加者全員で喜び合いました。仕事「じゃがいもの収穫」は、選択肢の拡大・行動の機会の拡大は言うまでもなく食欲の拡大にもなりました。
2007年3月  ― 特別例会「座談会 脱ひきこもり支援 確認されたもの・続けたいもの についてみんなで語ろう」を開催しました。理論面、実践面でFSJGを支えてくださってる方々「望月氏・中村氏(立命館大学)、野池氏(きょうとNPOセンター)」 を迎え、結成から現在に至るほぼ5年間にわたる活動(従来の既存のひきこもり支援ではない)を振り返り、これまでに確認できた支援方法とさらなる展望について話し合うことができました。それぞれの参加者にそれぞれの学びがあった勉強会にもなりました。その収穫の一つに「専門性と客観性」について再び考えるきっかけをFSJGに与えられたことがあります。 参加してくださった皆様、感想をおよせくださった皆様、会場係り学生の皆様、そして、貴重な意見、暖かい援助を示してくださった3氏、ありがとうございました。
2006年11月  ― 活動の一環としてフリーマーケットに出店しています。今年は11月3日秋真っ最中のフリマに参加しました。
2006年10月  ― ぶどう畑が広がる山の斜面の畑を借りました。10月8日、参加者6名で、草を抜き耕して種を蒔き、畑仕事を行ないました。次は収穫たのしみです。
2006年9月  ― 3回連続講座・第3回「やってみよう」では、参加者で3つのグループを作り、個別に・グループ内で・グループ間で、「"今、家にいてもできる仕事"の可能性」をテーマに@今、認められることA・・B・・C・・と段階的に議論をしました。話し合う参加者皆さんのいきいきした様子や、第1回・第2回の内容を理解してもらった証の発言に、今回の講座が意味あるものになったと嬉しく思っています。FSJGにとっても理念と活動を振り返る機会になり、更に、社会への新たな「はじめの一歩」を踏み出せたと感謝しております。
2006年8月  ― 3回連続講座「親としてできることは・・・」にはたくさんの申込み・問い合わせをいただきありがとうございました。8月8日、定員20名のところ30名まで受付させていただき第1回を行いました。申込み締め切り後にも多数お問い合わせいただいたことを踏まえ、このような機会を再度もつことを検討しようと思っています。3回連続講座の詳細は、ここをクリックしてください。
2006年4月  ― 昨年10月9日に行なった特別例会においての望月氏およびFSJG代表の発表を望月氏HP上に載せました。どうぞこちらをご覧ください。
2005年12月  ― 12月11日、フリーマーケットに出店しました。寒空の下、参加者7名みんな楽しむことができました。
2005年10月  ― 10月9日、FSJGの3年間の活動報告と、その活動の基となる目標と理念について、話し合う特別例会を開きました。セカンドステップへの「はじめの一歩」を歩み出したメンバーがいること、そのセカンドステップとしての社会資源の存在、など嬉しい報告もでき、更に、望月氏(立命館大学)からは理論的裏づけの説明を受け充実した会になりました。願っていたとおり、自分たちの活動を振り返り見直す機会となり、また、今、当事者家族が必要とする援助の1つであることを発信できる機会となりました。後日きちんと今回の報告を致します。「ひきこもり」援助にまさに関わっておられる方々の多数の参加に喜んでいます。参加してくださった皆様、感想をおよせくださった皆様、ありがとうございました。会場係りの学生ボランテイアの皆様ありがとうございました。




当事者本人からのメールでの相談は受けつけていません。
FSJG資料のコピーは禁止いたします。




* 当ホームページ作成に際して立命館大学「学術フロンティア推進事業―対人援助のための人間環境デザインに関する総合的研究」および科学研究費基盤研究B2(課題番号:15330126)の援助を受けています。